飲食店を開業するためのノウハウ!23歳でパブオーナーになった時の体験談

【いきなり倒産?!】

 

高校卒業後、とある物産会社に入社いたしました

私が所属したのは『写真部』で、

主に観光地に出向き大きなホテルに住み込みで
観光写真を撮って販売するというものでした。

 

観光地に行ってパシャパシャ勝手に写真を
撮られた経験はありませんでしょうか?

しかも翌日ロビーで写真が並べられていて

販売されているというアレです。

今はもうそんな商売はないかも知れませんが

当時1枚800円の2Lの大き目な写真が

飛ぶように売れていました。

仕事は午後2時のチェックインを待ち、
観光バスから降りてきたお客さんを

1000人から1500人激写しまして4時には終了
その後印刷屋さんに行き現像処理をお願いして終了。

翌朝6時に現像屋さんに写真を受け取りに行き
6:30までに画像を全てパネルに差し込み並べて販売開始です。

10:30のチェックアウトでお客さんが

居なくなったら一旦終了して
チェックインまで休憩という内容でした。

お給料は月に20万円。ホテル暮らしなので

生活費はほぼかかりません。
食事は大抵外注のプロカメラマンの

おじさん2人と食べに行っていたので、
それもほとんど自分で支払った記憶がありません

18歳って、、、それだけで武器!

しかし、そんな夢のような暮らしも長くは続きませんでした。
なんと、

その年の9月に会社が倒産してしまったのです。

そんなに早く倒産するなら採用した時既に

会社も危機状態だったと思うのですが。
不思議な事に

退職金が出まして、100万円キッカリ頂きました

一旦蜜の味を覚えると人間どうなるかと言いますと、
蜂になるんですね。

 

もう甘い蜜しか吸いたくないんです。

働く気力ゼロになった私は何をしたかと言いますと、
先程の外注で来ていたプロカメラマンの

おじさん2人が「ハワイに撮影に行く」と

言うので退職金も貰った事だし
一緒についていく事にしたのです。

 

ハワイでも大きなフラダンスチームからの

依頼でしたので、
ワーキングビザで入国し3カ月の滞在です。

【ハワイでプロのオリヅラーとなる!】

ハワイでの仕事は観光写真を撮っていた時よりも
もっと甘い蜜をくれるんです。

実質労働時間は3時間程度、ランチも夕食も

「ゴチになります」状態です。

睡眠時間を抜いた空き時間13時間は

ビーチに寝転がりロコ(現地の女の子)
と間違われるくらい真っ黒に日焼けしました。

ある日、退屈のあまりビーチに座って折り鶴を折っていると
ヨーロピアンなカップルが声をかけてきました。

たぶんブシュブシュ~ンと言っていたので

フランス語だったと思います。

お札を出してきたので何を言っているか

分かりませんでしたが、
おそらく折り鶴を売ってくれと言っているのだろう
と思いカブトの折り紙もおまけでつけてお金を受け取りました。

それからの私は

カメラマン助手とプロのオリヅラー

の2足のわらじを履き大忙しです。

仕事の後急いでビーチに行き折り鶴を並べて

帽子を置いておくとバカみたいに売れるんですよ。
ツルに恩返ししたくなるほどでした。

時効なので書きましたが、完璧に違法行為で

見つかったら強制送還ものです。

しかし当時の私はそんな事もつゆ知らずだったのです。
(ホントですって)3か月後に帰国して

アルバイトをしながら
おじさん達の連絡を待ち、またハワイに行き、
助手の仕事の後ツルを折って暮らすという

年月が2年ほど続きましたが、
何事も終わりが来るものです。

 

おじさんの1人が金髪のお姉ちゃんと結婚して
アメリカ人になってしまい本土へと渡りました。

もう一人のおじさんはフォトスタジオを

始める事になりモデルさんのプロフ画を

撮影するモデルクラブ御用達の
カメラマンさんになってしまったのです。チッ

1度だけひとりでハワイに行きましたが

今度は観光ビザでの入国なので1カ月程度

しか滞在できません。

当時は今の様な格安チケットもありませんので
往復するだけ元倒れになってしまうので

プロのオリヅラーを引退する事にしたんです。

さあ、長い前置きはここまでです。

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