エコな風邪予防

・昔からあるエコな風邪予防法

風邪の予防にはうがいでのどに付いた菌を流すのが基本です。
塩には殺菌効果があるので、塩水でうがいを心がけて、酢を少し加えると、さらにのどの痛みやイガイガなどの炎症を押さえてくれます。
酢は濃いとむせやすいので、最初は薄めにして徐々に濃いめに調節を。呼吸が苦しい時も楽になります。

・鼻うがいでムズムズもスッキリ

鼻うがいはインドのヨガで朝一番の清めとしても取り入れられています。
鼻呼吸で付いた風邪の菌を洗い流すので、予防にもなります。
やり方はコップにひとつまみの塩を入れ、ぬるま湯で溶かします。
片方の鼻の穴を指で押さえ、もう片方の鼻の穴から塩水を吸って、
口から出します。2~3回繰り返したら、もう片方も。
最初は難しくても、慣れれば簡単で効果バッグンです。

・のどが痛くなってきたら、手作りあめで

ダイコンエキスに含まれるビタミンCや鉄、マグネシウムなどの成分には、
粘膜の炎症を鎮静化する効果があります。
このダイコンハチミツは、のどの痛みにはもちろん、鼻風邪に効き目があります。

作り方
1)ダイコン10cmをさいの目に切り、広口ビンなどに入れ、蜂蜜をカップ1杯(200ml)を注ぎます。

2)ふたをして冷蔵庫で一晩置くと、エキスが溶け出すので、しぼんだダイコンをとりだします。

3)できたエキスを大さじ1杯位コップに入れ、熱湯で溶いて飲みます。

4)急ぐ場合は、ダイコンのおろし汁を20ml位作り、ハチミツ大さじ1を加えて飲むのも効果的です。

・風邪の引き始め、寒気を感じたら卵酒

身体が冷えてきたら、ひどくなる前に身体を温めましょう。
昔から言われてきた卵酒も身体がポカポカと温まります。

作り方
熱めにお燗した日本酒を湯呑に入れて、そこに溶き卵と砂糖をお好みで入れて
かき混ぜるだけ。寒気がしたら、熱い卵酒を飲んでぐっすり休めば、風邪も退散。

・身体がポカポカになるネギ味噌

 

作り方
1)ネギ2本をみじん切りにし、大き目の梅干し3個は種を除いておく。
みそ大さじ3を加えてスプーンの背で押しつぶします。

2)ネギがしんなりしたら、削り節1~2パックを加えてさらに混ぜれば出来上がり。

小さじ1~2杯を湯呑に入れ、熱湯を注ぎよくかき混ぜて飲むだけ。
密閉容器に入れ、冷蔵庫で1ヵ月ほど保存できます。

 

・しっこい咳には

咳止めには、キンカンをたっぷりの砂糖で皮ごと甘露煮にし、
数粒食べるだけで効果があります。

また、ニンジンには、気管支の粘膜を強くする効果があるので、
すりおろしたニンジンを布巾で絞り、その汁を盃1~2杯飲んで、休養をとりましょう。

 

※風邪引きぎみな時は背中をカイロで温めたり、ストーブの前に座り温めると治りやすい。

※疲れると免疫力が落ち風邪を引きやすくなりますので、思い切って布団で休むと早く治るようです。