誰でも簡単に出来る (秘)活だこを 柔らかくする方法と 臭み消し!

【調理人の手引き】

誰でも簡単に出来る活だこを
柔らかくする方法と臭み消し!

人気のガスバーナーで作る
活だこの炙りをご紹介します!

活だこ、今が旬なので北海道産の良い品物が
バンバン入荷していますね!

今回ご紹介するのは、
「活だこを柔らかくするのが面倒くさ~い!」
「活だこって生臭くて苦手~!」と
おっしゃっている方に是非見て頂きたい
超絶簡単な裏技です!

【活だこ】

生の状態のたこさんは、赤くなくて
こんな地味な色をしています。

 

【活だこを使って作るお料理】

◎活だこのお刺身
◎活だこのしゃぶしゃぶ
◎活だこの炙り
◎活だこのから揚げ
◎活だこの柔らか煮
◎活だこを入れたおでん
◎活だこで作るたこ飯・おこわ
◎活だこのカルパッチョ
◎活だこで作るアヒージョ
◎活だこ入りペペロンチーノ

和食にもイタリアンにも、中華にも!
活だこは何にでも使えるマルチな食材です。

【活だこを柔らかくする方法】

往来のやり方で一番ポピュラーな調理法は、
大根もしくは麺棒などで叩く!というものですが、
それよりも100倍簡単な方法があります。
あまりにも簡単すぎて拍子抜けしちゃうかも
しれませんが、その裏技はズバリ!

『凍らせる!』

なんとこれだけなんです。

【活だこを凍らせると柔らかくなる訳】

活だこは体の中にとても多くの水分を
含んでいます。
凍らせることにより水分が膨張して細胞が
分断されるので何もしなくても勝手に
柔らかくなってしまうんですね。

お刺身やしゃぶしゃぶ、から揚げなど、
どの料理を作るにしても一度凍らせてから
調理する事で失敗知らず!

柔らかい活だこ料理が出来上がります。

【年末に向けて高くなる!】

毎年の事ですが、年末にかけて食材が
バンバン値上がりしますよね。

活だこも例にもれずこれからどんどん
値が上がっていきますので、
今の内にたくさん買って使い易い大きさに
小分けして冷凍しておけば年末年始の
おもてなし料理や、お正月にも使えます。

前菜に活だこの炙りを入れてみました。

 

【活だこの臭み消し】

活だこの生臭さの元は皮と薄皮の
テロテロした部分にありますので、
そちらをキレイに取り除いてあげると
臭みは一発で取れちゃいます。

スーパーで売られている活だこの
足は既に皮を取ってくれているので、
あとは薄皮部分が付いていたら
タオルなどで取るだけです。

半凍りの状態で取ると尚更取りやすいです。

それと、吸盤の部分も臭みがありますので、
お刺身にする時は一度サッと湯引きします。
湯引きした後は冷水にとり水気をとって
から盛り付けます。

人気のガスバーナーを使ってたこの炙りを作ってみる

・その前にガスバーナーについて

ガスバーナー、ご家庭でも今凄い人気がありますね。
900円くらいから3000円の間で購入できますが、
私がお店で使っている物は、
ちょっとだけお高めのイワタニのバーナーでこんなのです。

厨房器具の道具屋さんで2500円くらいで
購入しましたが、普通にホームセンターや
デパートのキッチン用品売り場でも
販売されていますし、
ネットでも売られています。

これ、見た目以上に威力があるので
注意する事も少々あります。

 

◎溶ける素材の物の上に食材を置いて調理しない事。

・まな板などは焦げたり溶けたりする事があります。

◎オーブンの天板などに食材を乗せて
バーナーを使う時、
天板が熱くなっているので充分注意する。

◎手先を絶対に火に近づけない。
・食材を裏返す時などついやってしまう
事があるんです。

◎炙りの時などは食材の水気を取らないと
香ばしい焼き目が付く前に
火が入り過ぎてしまうので水気は
必ず拭き取る。

以上の事に注意して活だこの炙りを作ります。

①半分凍った状態でたこを薄めに切ります。
②キッチンペーパーの上に乗せて水気を充分に取る。
③オーブン天板など熱に強い素材の物に
活だこの薄切りを並べて炙る。

・吸盤はしっかり色が変わるまで火を入れる。

これで活だこ炙りの完成です!

何も付けなくても美味しいですよ!

【網焼きやグリルでも!】

網焼きや、魚焼きグリルでも
一度冷凍したタコならブツ切りにして
食べても柔らか美味しく頂けます。

今がお買い得なのでたくさん買って
冷凍しちゃいましょう!
お正月など人が集まる時にも活躍しますよ。