梅干しの塩分が気になる方へ

梅干しの塩分と高血圧が気になる方へ

梅干し大好きの方から

『今日の晩御飯で梅干しがなくなってしまいました。
私本当梅干し中毒になってます(^_^;)

1日に四個か五個食べてます。塩分取りすぎでヤバいです。
でも梅干しが美味しすぎてやめられません(*≧∀≦*)』

と気にされていましたので、
高血圧との関係を調べてみました

結論的には

梅干しの塩分は高血圧を悪化させませんょ。


むしろ梅干し特有の成分「梅ポリフェノール」が血液サラサラにしてくれます。

つまり梅干しは高血圧を改善してくれます。

ちなみに梅干しに含まれる塩分は大体3%~20%くらいの幅があります。

 

塩分摂り過ぎによる高血圧の悪化に繋がるのでは?と
疑いの声もたまにあります。

実際は1日に10個とか極端な量を食べない限りは害はなく
先ほど言ったように高血圧を抑制してくれますし、
間違いなく健康に良いです。

クエン酸で疲労回復もしてくれますし、
酒よりタバコより梅干しが健康には理想です。

 

なぜ梅干しに高血圧抑制効果があるか?

梅干しは塩っ辛いし、塩分があるじゃないか?
高血圧にはダメなんじゃないのか?

と思われるかもしませんが、
ちょっと待って下さい。
そもそも塩分は身体に必要なものです。

 

しかも食塩に含まれるナトリウムには体内の水分補給に
重大な役割を果たしており、
本来は身体になくてはならないものです。

 

では塩分の何に注意すればいいのかと言うと、
水分に対する塩分の濃度です。

 

血液中の塩分濃度が薄すぎると(水分とりすぎ)と
低ナトリウム血症といって
精神錯乱などの症状が伴う状態になり、

濃すぎたりすると高血圧や動脈硬化、脳卒中など
身体に悪影響を及ぼすのです。

 

つまり塩分を摂り過ぎたら適度に水を飲んで
体内の塩分濃度を薄めれば良い、
調整が大事ということがわかります。

 

よく塩分高めの食事は高血圧になると言われていますが、
実はこれ明確な理由が解明されていません。

「いやいやみんな塩分取ると高血圧って言うじゃん。」

ちょっと待って下さい。常識が真実かどうか?
鵜呑みにする前に、それはあなた自身の体験として、
真実かどうか?確認してみてください。

 

大量生産されている塩は
精製塩といって人工的に作られているものでその成分に
偏りがあることが問題があるんじゃないか?ということです。

そもそも天然塩にはナトリウムだけでなく、カリウム、
カルシウムやマグネシウムといったミネラルがバランス
よく含まれているのに対して

精製塩はほとんどナトリウムだけ、

だから精製塩を体内にいれていると本能的に体内の
ナトリウム濃度を下げようとして喉が渇いて水を飲む、
すると血圧が上がる。

そして結果的に塩分=高血圧という
不確かな情報がさも常識のように語られています。

 

個人的には高血圧よりも精製塩の取りすぎや日本人の場合は
特に軟水ばかりになりがちなのでそれによって体内の
ミネラルのバランスが崩れることによる
内臓の機能低下が危険なのでは無いかと感じています。

 

フランスでは非常に動脈硬化が少ないと言われています。
その理由は、赤ワインが好まれていること、そして
おそらく硬水が常飲されていることも大きいと思います。

硬水は軟水に比べかなり豊富にミネラルが
含まれているので薄味を好むようになります。

 

・梅干しの塩分を薄味にする方法や

・塩分を排泄する食べ物 などもご紹介しています。