梅酢の効果について
梅干しを作る時に出来る梅酢には
夏バテ・疲労回復、 高血圧の予防や食欲回復などの作用があります。
又、 ポリフェノールがいっぱいで美容にも良く、 代謝アップでダイエットにもなり、 強力な殺菌作用もあります。
アンチエイジング効果
梅酢に含まれるクエン酸は、新陳代謝を良くして体内の老廃物の排出を促す作用があります。
この作用によってむくみが解消したり、美肌や老化防止などに効果があるとのこと。
また、梅酢に含まれるポリフェノールやビタミンEなどの抗酸化成分が、
女性の大敵であるシミ・シワ・くすみなどにも良いということです。
梅酢「白梅酢」とは
完熟して自然と木から落ちた梅は、ものもようなフルーティな香りがします。
梅酢は梅干しを作る際に出てくる梅のエキスで液体です。
梅を塩漬けにして2~3日すると梅の実から水分がでてきます。これを梅酢といいます。
この梅酢は穀物酢や米酢のように酢酸発酵させた「醸造酢」とは全く別物です。
酢酸は含まれていないのでお酢のようなツンとした臭いなどはありませんが、
新生姜につけたり普段酢の物を作る時と同じようにお使用いいただけます。
梅の実と塩だけで漬けた梅酢を「白梅酢」と言います。
殺菌効果もある上品な梅酢が出来上がります。
「赤梅酢」とは
赤紫蘇の葉を使用して漬けたあとに出てくるものを「赤梅酢」と言います。
【紫蘇の効用について】
※しそには、抗菌作用、防腐作用のほか、
異常に働いていた免疫力を正常にもどす働きがあります。
赤紫蘇の赤色はポリフェノールなどを含み目の視力にもよいようです
赤梅酢は紫蘇の抗菌作用、防腐作用、ポリフェノールも入っていますので、効果は高いです。
赤い鮮やかな色なので食卓に出して、お醤油代わりに、刺身や焼き魚、焼肉、お漬物にかけたりしてお使いいただけます。
、
料理にもいろいろアレンジして使うことができます。
梅酢の保存方法
梅酢の保存方法は煮沸消毒かアルコール殺菌した瓶に入れて保存します。
梅干作りの際に、容器に梅酢を入れたまま天日干しすると日光の紫外線により殺菌・消毒することもできます。
常温で約1年間くらい保存をすることができます。
水で薄めて、お醤油のように
お漬物、焼き魚、焼肉、などに使うことができます。
薄めた場合は冷蔵庫での保存をおすすめします。
梅酢には乳酸菌がたっぷり住んでいるので、
梅干しと一緒に浸かっている場合は何年でもちますが、
薄めて常温に置いた場合は、乳酸菌が発酵して1か月位で白い膜が張ったりしますので、
夏場は冷蔵庫での保存か早めに使い切りましょう。
【梅酢の効果・効能とは】
・梅酢の健康や美容に嬉しい効能について
・夏バテ・疲労回復に
梅酢は梅干しを作る過程で出来たものです。
梅干と同じように酸味があり、この成分はクエン酸によるものです。
クエン酸には疲労物質である乳酸を分解したり、疲労回復にも役立ちます。
夏バテで食欲がない時なども唾液や胃酸の分泌を活発にしてくれるので、食欲がでます。
・高血圧の予防に
梅酢には天然塩のミネラル分が多く含まれていますので、血圧の上昇を防いで血液をサラサラにする効果を期待できます。
梅酢は強アルカリ性なので血液が酸性に傾くのを防いで、弱アルカリ性に保つ働きもあります。
・ポリフェノールがいっぱい!美容にも
梅酢には抗酸化物質である梅酢ポリフェノールも含まれています。
ポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を分解してくれるので生活習慣の予防にも取り入れたいですね。
ビタミンEやミネラルの成分も含むので美肌効果・老化防止の予防も期待できます。
・代謝アップ!ダイエットにも
梅酢とカルシウムが結び付くと体内で脂肪が蓄積するのを防ぐ効果を期待できます。また燃焼を促す働きもあるので代謝が良くなりダイエットにもオススメです。
・強力な殺菌作用
梅酢には強力な殺菌・抗菌作用があります。
昔からの知恵で殺菌効果を期待してお弁当にも梅干しをよく入れ腐敗防止しますよね。
梅酢は体内に侵入したウイルスなども分解したり、食当たりの予防にも役立ちます。
梅酢の殺菌効果を利用して火傷の手当てなどにも使用されていたようです。
炊き込みご飯やおにぎりの味付けに、ご飯を炊くときに赤梅酢を利用すると綺麗なピンク色の炊き込みご飯になります。
酸味が効いているので疲れた時に食べるとよいですね。
温かい時期は梅酢を入れると菌の繁殖も防いでくれるのでお弁当などにもおすすめです。
炭酸水や冷水で割るだけで簡単にジュースができます。
赤梅酢だと綺麗な赤色のジュースに、白梅酢だと上品なさっぱりとしたジュースができます。
クエン酸たっぷりのジュースなので運動の合間などにどうぞ。
レバーや青魚などの臭み抜きに
梅酢には強力な殺菌作用があるのでレバーやお肉、青魚などの臭み抜きにも利用できます。
梅酢は梅干しからできた無添加で自然なものなので安心して口に入れることができますね。