冬バテ!突然死を招く“冬バテ”解消法と食事



リウマチ・神経痛・自宅温浴ケアこだわり生薬100%和漢パック

高齢者は冬の寒暖差によって、
「突然死」するケースが多い

これは寒暖差によって
急に血圧が上がり、
もろくなった血管が破れ
心筋梗塞を起こし
「突然死」に至ります

それに対して、若い人達は

冬におそわれる倦怠感“冬バテ”
になっていませんか?

寒さの厳しい季節ですが、
冷え性に悩む女性ばかりでなく
男性にも辛い時期ですよね。

厳しい寒さに加えて体がダルい、
やる気が出ない、疲れやすい
などの症状に毎年悩まされて
いないでしょうか?

 

夏の食欲不振やダルさを感じる
“夏バテ”はよく聞きますが、
冬場に風邪をひいたわけでも
ないのに体がダルく感じる
“冬バテ”という症状かも
しれません。

 

実はこの“冬バテ”、
放っておくと自律神経の働きが
乱れることもある少々やっかいな
症状なんです。

 

冬バテってどんな症状?

夏バテは、高温多湿の環境や
冷たい飲み物の飲み過ぎ、
寒暖差が激しい室内外を
行き来することが原因で
起こりがち。活発に活動して
いるときにはたらく交感神経と、
寝ているときやリラックスして
いるときにはたらく副交感神経の
2つからなる自律神経が、
乱れてしまっている状態です。

 

それに対し“冬バテ”という
症状について、
医学博士・健康科学アドバイザー
の福田千晶先生によると、

「寒さと多忙などによる
ストレスで、自律神経は
交感神経ばかり高くなり、
心身はいつも緊張状態で
休まらない」状態を指す
とのこと。

寝ているときや
リラックスしているとき
にはたらく副交感神経が
機能しにくい状態では、
睡眠時間をとっていても、
“休んだ気がしない”
というような状況に
陥ってしまいます。

寒さで布団から出るのが
ひどく億劫になって
しまったり、スケジュール
がいっぱいなのに、
こなす気力がわいてこないなど、
倦怠感に繋がっていく冬バテ。

寒さで体を縮こませがちな冬は、
夏ほど活発に動き回る機会は
減りがちで、体は体温を維持
しようと緊張状態が続いています。

それに加えて年末年始などの
イベントも多い冬場は、
交換神経ばかりがフル回転で、
心身共になかなかゆっくり
休めるときがない方も
多いのではないのでしょうか?

 

ズバリ!“冬バテ”解消法はこちら!

交感神経と副交感神経のはたらき
を整えるには、朝日をしっかり
浴びて朝晩のリズムを規則正しく
作ることが重要です。

ただし冬場は日照時間が短く、
出勤時間が早い人や、朝食や
お弁当の準備でまだ暗いうち
から活動しなければならない
人も多いと思います。
朝の予定をこなしやすくする
ためにも、先述の福田先生に
よると冬バテから体を守るには、
下記の

5つの生活習慣

を心がけるのが良いそうです。

1、体を芯から温める

38~40℃のお風呂にゆっくり
つかると、副交感神経の
働きが高まります。

2、日常的に呼吸と姿勢を意識する

ゆっくりと息を吐き、
自然に吸いましょう。

3、急な体温低下に気をつける

交感神経の緊張につながります。
近場でも屋外に出るときは
しっかり防寒を。

4、室内でできる運動を習慣にする

スクワットや太極拳など、
ゆっくりとしたペースで
できる運動をしましょう。

5、食事は規則正しく、バランス良く

1日3食、バランスの良い食事が基本です。

冷えは大敵なので防寒対策を行い、
なるべく毎日湯船につかり体を温めて、
副交感神経のはたらきを活発化
させましょう。イベント続きで
暴飲暴食をしがちですが、
自宅で食事をとるときは、
栄養のバランスに気をつけて
食べましょう。

食事でも冬バテ解消になります。
当然ですが、3食、
バランスよく食べる努力を
しましょう。

ALA(アラ)がポイント!

ALA」とは、体内で作られる
アミノ酸の1種です。
不足すると疲れやすく、
元気が出ません。

ALAの多い食材

 

バナナピーマン・ほうれん草トマト

タコ・いか・牛ひき肉

納豆、日本酒、赤ワイン

に含まれるので、冬バテ予防に最適です。

 

最後に、東洋医学では
昔から警告していました

冬バテのケアは、

「今」しないと春がつらくなりますよ

冷えや睡眠が主な原因ですが、
春になれば「暖かくなって改善する」
と思っているなら間違いです。

東洋医学の考えだと、
冬は収蔵(動物なら冬眠)、
とにかく体を休ませてエネルギー
を蓄える時期です。
春になると芽生えの季節になり、
休ますどころか活動(興奮)
しようとします。

東洋医学には、紀元前に
書かれた本があり、
黄帝内経素問
(こうていだいけいそもん)
四氣調神大論篇
(しきちょうしんたいろんへん)
というページには、

早臥晩起.必待日光

冬季の養生は、
早く寝て、
ゆっくり起きる。

そして

必ず太陽を浴びましょう。

そうしないと、
春に体調を崩すと書いてあります。

このように春になると、
転職や入学など体の
アンバランスさが余計に
強まり、自律神経失調症など
の不定愁訴(ふていしゅうそ)
になります。
季節性情動障害ともいえます。

冬の間にしっかりケア
する必要がありますね。

 

食事をしっかり摂る。
体を温める。


深呼吸を意識する。
冷えに注意する。
適度な運動。
熟睡する。

どれも健康的な生活には
必要なものなのでぜひ、
「足りていないものが
無いか?」確認しましょう。
「食欲」「性欲」「睡眠欲」
と呼ばれる3大欲求に含まれる、
食事・熟睡はしっかりケア
したいですね。

 

冬の寒さとうまくつき合って、
この季節にしか楽しめない
ウインスタースポーツや
年末年始のイベントを
おもいっきり楽しんで
くださいね。