熱中症から子供を守る
日本各地で記録的な猛暑が続き、2018年7月
熱中症への注意が連日ようにかけられています。
夏休みに入り子供が家で過ごす時間も増えているので
身近な大人が子供の様子を十分見守る必要があります。
専門家は子供は熱中症になりやすいので、
無理は禁物と呼びかけています
首に濡れタオル
乳幼児は代謝が盛んないっぽう体温調節の能力が未発達で
体の中の体温が大人より大きく上昇しやすく熱中症になりやすい
小学生でも体調の変化を言葉でうまく伝えられないこともあります。
昭和大学医学部教授(小児科)は顔が赤く汗をひどくかいている場合は
水分を補給しながら水で濡らしたタオルで首の周りを覆い
うちわで風を送って体を冷やしてあげましょうとアドバイスしています。
『頭が痛い吐き気がするだるい力が入らない』
などの症状があったらエアコンの効いたところに
移動するのが望ましい
さらに
・体温が上がって体を冷やしても下がらない
・汗が出なくなり手足が冷たい
・呼びかけても反応が鈍い
・尿が6時間以上出ない
といった場合は急いで病院で診察を受けましょう
風邪を引いた後のレジャーなど、無理は禁物です
予定があっても子供の体調に合わせて途中で切り上げる
などの勇気が必要です。と話しています
環境省は,
【熱中症予防情報サイト】で
気温や湿度などから熱中症の危険度を示す
「暑さ指数」を大人と子供に分けて公表しています。
運動に関することでは「特に子供の場合は中止すべきだ」としています。
子供は身長が低く、地面の熱や照り返しの影響を受けやすいため、
暑さ指数は大人よりも高くなりま。
担当者は「サイトでは2日先の予測もチェックできます。
お出かけの際に参考にしてほしい」と話しています
朝食はきちんと食べましょう
「朝食をきちんと取ることが暑い時期には大切です」と指摘しています
『味噌汁やスープ野菜や果物を意識して食べさせてください。
水分や塩分ミネラルを補給できます。
水は1日に2リットルぐらいは飲むといいです。
活動中は15分から20分おきに水分を補うといいです
塩昆布や、梅干しなどのおにぎりなどをおやつ代わりにしたり
果物ならビタミンミネラルが豊富なキウイや
塩をかけたスイカを食べるのもおすすめです。
外では、
特に大人が32℃ぐらい感じる時に身長50cmぐらいの子供は小さいので35℃ぐらいの影響を受けます。できるだけ、暑い時期には外出を控えましょう。
7月末
世界各地で、異常な暑さが続いています。
日本で連日、38℃、41℃最高気温が更新される中で、
熱中症で亡くなる方も後を絶ちません。もはやこれは「気象災害」です。
どうかくれぐれもみなさまもお気をつけて。
絶対に過信せず、水分補給と休養をまめに取り、
できる限り外出は避けてください。
また、こういう時は「おせっかい」くらいがちょうどいいので、
ご近所に高齢者がいらっしゃる場合は、一声かけてくださいね。