52、水の飲み方で健康状態は変わる

52、水の飲み方で健康状態は変わる

私達人間の体の約6割は水分で作られています。

体の中の水分は、体を動かしてスポーツをするときに失われています。
ですが、それ以外でも、呼吸や体温保持などに使われていますし、肌の表面からは絶えず水分が蒸発しているのです。

 

体の中から水分が足りなくなると、のどが渇いて、水を飲みたくなります。
これをコントロールしているのは、脳の視床下部と言う場所です。ですが、
残念なことに脳の視床下部のこの機能は、年齢を重ねるごとに衰えていってしまうのです!

 

意識的に水を飲んで若々しくしましょう!
代謝や肌ツヤが良くなります!

私たちの体は、新生児の時は約8割が水で満たされています。


大人になると、それが約6割になるのです。
そして高齢者になると約5割になってしまうと言われています。

つまり、老化とは、体の中から水分が失われていくことでもあるのです。
体内から水分が失われ始めるとまず、新陳代謝が衰えてきます。
血液やリンパの流れが悪くなり、体に老廃物がたまっていくのです。
肌も潤いがなくなり、シワやたるみが引き起こされます。
いつまでも若々しくいるためにも、水分は意識的にとることをおすすめします。

 

【水分補給の上手なタイミングは?】

1時間おきにコップ1杯の水を飲むことです!

1日に必要とされる水分の目安は2・5Lほどとされています。
そのうち1Lは食べものから取ることができ0・3Lは体内で作られる為、
水として飲むのは1・2Lです。
運動をして汗をかいた時などは、これをさらにプラスして摂取するようにしましょう。

とは言っても一気のみは禁物ですよ。
理想は。1時間おきにコップ(200mL)1杯です。
運動中なら15分に1杯を目安に飲むと良いでしょう。

体から、水分が失われるのは、日中や運動中ばかりではありません。
入浴中や就寝中にも、大量の汗をかいてしまうのです。
それを補うベストタイミングは朝起きた直後と夜寝る前ですが、
寝る直前に冷たい水を飲むと、胃の負担になります。
胃へのダメージを防ぐため、常温の水を飲むように気を付けてください。

夜中に目が覚めてしまったり、トイレに起きたりした時も、水分補給のタイミング。
忘れず飲むようにしましょう。

 

水の種類と使い方に気を付けてみよう

ミネラルウォーターは大きく、
軟水、中軟水、硬水と分けることができます。
メタリックシンドロームやダイエットの為には、カルシウムやマグネシウムが豊富な硬水がベスト。

ただし、硬水は胃腸に負担をかけやすいため、胃腸の弱い人の水分補給には向きません。
下痢ををしてしまう場合があるのです。
気になる場合は、軟水や中軟水を選びましょう。

体内を水でたっぷり満たすことは、若々しさやアンチエイジングになるだけではありません。体質改善ができるのです。

むくみや便秘が解消されて、無理なく自然に痩せやすい体にも変化させることができますよ。