ゲーム依存症とは?「ゲーム依存症チェック表」付

ゲーム依存症の主な診断基準

・ゲームの時間や頻度をコントロールできない

・問題が起きてもゲームを継続エスカレートさせる

オンラインゲームなどに没頭し生活や健康に深刻な支障が出る
ゲーム障害ゲーム依存症が世界保健機構の
国際分院失病分類の改訂で精神疾患と位置づけられた
国際的に病気と認められることで実態把握や
治療法の開発が進むと期待される

世界保健機関 WHO は今回の改訂で

(1)ゲームの時間や頻度をコントロールできない
(2)日常生活でゲームを最優先する
(3)こうした行動が1年以上続く

などの諸条件が当てはまるとゲーム依存症と
診断される可能性があると明示した

ゲーム好きと依存症との大きな違いは
人間関係や健康状態に問題が生じても制御が効かず、
日常生活や社会生活に支障をきたす点にある。

ゲームをする時間が長いというだけで依存症と
いうことにはならない.

WHO も「依存症はゲーム愛好家のごく一部で、

2~3パーセントに過ぎない」と強調した。

だが、ヨーロッパのゲーム市場調査会社によると
世界でゲームを楽しむ人口は 推計23億人。2~3%に換算
と言う割合を単純に当てはめれば、約4000万人から7000万人に依存症の可能性がある。
専門家の間では今回ゲーム依存症が盛り込まれなければ
対策が大幅に遅れるとの危惧が強まっていた

1日15時間ネット、

日本国内の状況も深刻だ。

ネット依存は
成人421万人。
中高生52万人。

中高生の場合、大半ゲーム依存とみられる。

ネット依存の中学3年生は
2016年、スマートフォンの
オンラインゲームにのめりこんだ。

中学に入学後まもなく、疎外感から不登になり、自室に籠った。

朝10時過ぎに起きてゲームを始め、食事の時間以外深夜1時まで
約15時間。ネット上の友人の勧めで別のゲームにも手を出し4種類を並行してこなした。
昼夜逆転の生活が1年近く続いた
ゲーム側にやらされてる感覚になり体にガタが来たと感じてもやめられなかった

家族に連れられて11年に国内初のネット依存外来を
開設した国立病院機構久里浜医療センターを受診した。

入院治療などを入れて復学したが、再び不登校になりゲーム漬けになった

同センターによるとネット依存外来を昨年初受診した
患者の約7割は未成年だった。

患者の多くは体力が低下し、うつ病や自殺のリスクも高まるとされる。

自分の状況を自覚し行動を改める認知行動療法を中心に治療する。

スマホを取り上げたり、ネットを使えなくしたりすることが
きっかけで家庭内で深刻な問題が起きることもある

初診患者120人に過去半年間に起きた出来事を尋ねたところ、
物を壊すが51%、家族への暴力が27パーセントだった。

現状ではゲーム依存症に対する対策が質量ともに
不足している国内で相談できる医療機関は25箇所程度にすぎない

同センターの樋口進院長は「アルコール薬物、ギャンブルと並び、
全国の専門機関で依存症として診療する流れができた。
実態把握をすすめ、治療法の改善につなげたい」と話す

厚生労働省も今後、 ICD 改定を医療現場に反映する方策を検討する。

アメリカ業界は反発

アメリカ業界団体「エンターテイメントソフトウェア教会」は

18日に世界中の専門家が、『ゲーム障害』について、
本当の精神疾患を誤診することにつながりかねないと
警告している」と指摘し見直しを求めた。

日本の業界団体は来年5月の WHO 総会の採択を待つ構えです。

ゲーム依存症はスマートフォンや高速回線の普及率が
高い東南アジアで特に深刻化している。

韓国では2002年ネットカフェで長時間ゲームを
続けた20代の男性が体を動かさないため血栓ができる
エコノミークラス症候群で死亡した

こうした出来事などをきっかけに1年前16歳未満に
対しオンラインゲームで遊ぶ時間を指定する
シャットダウン制が導入された

中国はゲーム人口が5億6500万人と世界最大の規模

ネット利用に厳しい政策をとる中国は10年前から
ゲーム依存症を含めインターネット依存症として対策に
乗り出し矯正施設なども整備してきたた。ただこうした施設に
対しては人権侵害という批判が強い

ゲーム依存症は今回ギャンブル依存症同様、特定の
行動がやめられない行動障害に分類された。
WHO 精神保健・薬物乱用部は「両者はよく似ている。
違いは金銭との関わりで熱中するかどうか」だと話している

“ゲーム依存症”

まれに大変なゲーム好きを「ゲーム依存」と呼んだりもするが、本物はそんなもんではない。本物のゲーム依存症はゲームをしたい衝動のコントロールがきかなくなる症状だ。ギャンブル依存症に似たところがある。目に見える具体的な症状としては体重の急激な増減、衛生観念の欠乏、
コミュニケーション能力の低下、睡眠障害などが出る。

“強い攻撃性と心の問題”

ある研究によると、日常的にテレビゲームをする人はしない人と比べて
焦燥感や抑うつ症状が出やすい傾向にあるそうだ。
社交能力の低下が見られるとも言われている。
集中力の低下、睡眠障害、焦燥感、理由もなく怒る、
社会恐怖症などが出てきたら、何らかも影響が出ているサインだ。
注意をした方がいいだろう。

また、長期的に暴力性が強いゲームに親しんだ子どもは
他人に対する攻撃性や性的暴力をふるう傾向にあるそうだ。
しかし、同時に彼らは暴力の被害者にもなりやすい。

“視力への影響”

長時間のゲームが視力に影響を与えることはよく知られている。
人間の目は、長時間ひとつのものを見続けていると、
疲労を感じ、近視や緑内障を引き起こす。
特に、長時間発光するものを見ていた場合、目への悪影響はかなり大きい。

また、長時間見続けた映像は、網膜に残りゲームをやめた後でも
目を閉じると映像が見えることがある。テトリス効果に似ていると言える。

“偏頭痛”

偏頭痛の原因は様々だが、長期的なゲームプレイは特に偏頭痛を
引き起こしやすい。その理由は、プレイ中、目は光る画面を凝視し、
ときに瞬間的に迅速な判断をしなければならないためである。

頭痛は一度起こると数時間~数日間続く。また、局部的な頭痛のほかに、
むかつきや嘔吐、光や音に対して過敏反応を示す場合がある。

「ゲーム依存症チェック表」

□ ゲームをしている時間を聞かれると、ウソをついて短く言ってします。
□ やるべき事の前にゲームを始めてします。
□ ゲームをしていないと退屈でとてもむなしい感じがする。
□ ゲームのしすぎで、体の具合が悪くなったり、夜更かしのため朝、起きるのがつらい。
□ ゲームの時間を削ったり止めると、落ち着かなくなる、感情的になる、悲しくなる、不安になる、イラつく。
□ プレイ時間をコントロールできると思っているが、実際やろうとすると切り上げられず、ずるずるとゲームを続けてしまう。

一つでも見に覚えがあったら、要注意!今すぐにゲーム三昧の生活を見直そう!

スポンサーリンク
元気でネット♪




元気でネット♪




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
元気でネット♪