女心がわからないとモテないのと一緒?
私達はお客様に選んでもらい、自分が提供するモノや
サービスを買ってもらう事で初めて仕事として成り立ちます。
どうやってお客様に選んでもらうのか。
その前にどうやって見つけ出してもらうのか。
そして、買ってもらうには如何したらいいのか?
これは、人がものを買う理由をきちんと理解をしないと
なかなか前には進みません。
と、その前にまずは人について興味を持ち
人の本質的な部分に敏感になる事が大事かな。
人がどのように考え、行動するのか。
何を欲し、何を必要としているのか。
そう、人の心理を勉強するという事は
私達のように誰かに決断させ、行動させてこそ
仕事として成り立つすべての人にとって大切な事。
その人の心理の中で一番ベースとなる部分。
人の本質的な欲求というものが大きく分けて
8個あるといわれています。それは
1・生きる・健康に長生きしたい
2・食べたり飲んだりしたい
3・危険や恐怖、痛みから逃れたい
4・性的に交わりたい
5・快適に楽しく暮らしたい
6・世の中や他人に遅れたくない、勝りたい
7・大切な人を守りたい
8・社会的に認められたい
これらの欲求は生物学的にプログラミングされている
人間の欲求だといえます。
5・6・8なんかは、完全に他の動物には
(チンパンジーやゴリラは別かもですが)
なかなか見られない欲求だと思うんですよね。
人間であるがゆえに起こる欲求。
そこにきちんとアプローチが出来る商品であり
アプローチの仕方が出来ているのか??
ってことは、結構大切な事だと思います。
一見アパレル系の商品だとこの本質的な欲求に
アプローチできない商品に見えるかもしれませんが、
5・6の欲求を満たす為のアプローチにもなるだろうし
もしかしたら大きな意味で4の欲求の為に購入するかもしれない。
オシャレをしたい=異性にモテたい
という人も多くいるからですね。
また第一印象というのが非常に社会の中では
大きな影響を与えることが多いために8という欲求の為に
服を買うという事もありえるでしょう。
と、誰しもが持っているこの8個の欲求に
上手くつなげることが出来るのならば、
非常にストレートにお客様に響くような
商品やアプローチ方法が見つかるのではないかなと思います。
ダイエット食品などもそうですよね。
決して購入する人はダイエットをしたいわけではないんです。
上記の8つの欲求の中の何かに引っかかったから
高いお金を払い、ダイエット食品を購入するんです。
成分がどうとかは二の次。
キチンと潜在的の持っている欲求にアプローチできるか否か?
お客様に買っていただく為には、先ず人を知りましょう。
なぜそれをそのタイミングで購入するのか?
何に惹かれて、どうなりたくて購入するのか。
人は感情で物を買い、買った後でそれを正当化するものです。
まずは感情に働きかけられているのか?が大事って事ですね。