異常気象 異常高温 酷暑や豪雨災害 台風多発の2018年 対処法 

私は、2017年7月北部豪雨災害で、
床上浸水になり、
今後、3度目の災害の危険性があるので、
市内へ転居中です。

 

 

写真は昨年の大分県日田市・北部豪雨で山崩れダム湖化で水に浸かった家々

 

 

1年前から避難してたので、安全でしたが、

災害から1年経った2018年7月、
岡山、広島地方が豪雨水害で広範囲に2階まで浸かる災害が発生。

台風も多発で、異常進路で各地に被害をもたらしています。

 

◆異常気象 異常高温について色々調べてみました。

○調べてみて分かったこと。

・世界的に豪雨、高温、地震、異常気象になっている。

 

1.WMOは地球温暖化が熱波や干ばつをより深刻にしていると指摘!

世界気象機関(WMO)は24日にスイスのジュネーブで記者会見を開き、
この1週間の世界の気象について発表しました。

2.この夏の異常気象は世界規模!

この会見の中で担当者は、日本の埼玉県熊谷市で23日に41.1℃と
観測史上最も高い気温となるなど日本の各地で連日猛烈な暑さになっていることや、
ノルウェーなどヨーロッパ北部も熱波で気温が30度を超え、
干ばつや森林火災が起きていることなどを挙げて、
この夏世界各地で異常気象が起きていると指摘しています。

・世界各地で自然災害は大きく増加している。

3.WMOは地球温暖化が熱波や干ばつをより深刻にしていると指摘!

原因についてWMOは、勢力の強い高気圧に長い間覆われるなど、
直接の原因は地域ごとに異なるものの、地球温暖化が熱波や干ばつの
頻度を増やし、より深刻なものにしていると指摘しました。

4.異常な暑さは世界各地で今後も続く見通し!

WMOによりますと、異常な暑さは世界各地で今後も続く見通しで、
アメリカ西部カリフォルニア州のデスバレーでは、
この数日の間に最高気温が53度に達するおそれがあるということです。

5.WMOの担当者は猛烈な暑さが長期化するようになると警戒を呼びかけ!

WMOの担当者は、「地球温暖化が、異常気象が起こりやすい環境を作り出している。
猛烈な暑さがより長期にわたって続くようになっている」と述べて、
警戒するよう呼びかけています。

 

『山火事多発、健康に影響も 世界気象機関、地球温暖化を懸念』2018/7/28 東京

「世界気象機関(WMO)は27日、世界各地で起きている熱波により
米西部、南欧、北極圏などで山火事が多発、環境や生態系、
人体の健康に大きな影響を与える恐れがあると発表した。
大量の二酸化炭素(CO2)が放出され「地球温暖化を進行させる懸念もある」と指摘した。

WMOは、山火事には気候以外の原因もあるが、気温や降水量、風向きが大きく影響し、
特に火災地域の拡大は高温と乾燥が唯一の要因だと説明。今夏の高温は北極圏から
地中海沿岸まで広い地域で山火事を発生させたとした。

 

・原因は人間の活動(二酸化炭素排出量の増加)によるものと予想される。

1913年7月に56.7度の世界最高気温を記録した米カリフォルニア州デスバレーでは
7月、52.0度を観測。このほか同州ロサンゼルス近郊チノで48.9度、
アルジェリアのサハラ砂漠で51.3度に達するなど、世界各地で異常な高気温となった。

カナダでは東部のケベック州で熱波に加え湿度も上昇し、高齢者ら数十人が死亡した。
一方で東部のニューファンドランド島では6月26日に雪が降り、
地元メディアによれば約2センチ積雪した。

WMOは異常気象について「温室効果ガスの増加による長期的な地球温暖化の傾向と関係がある」と分析している。

 

・世界の二酸化炭素排出量を減らすことは非常に困難で、現在も増え続けている。

・二酸化炭素排出量を減らせても、地球温暖化は止まらない。

・今後も酷暑や豪雨災害といった異常気象は(増える)可能性が高い。







 

〇さらに分かったこと。

・地球の地殻変動も続いているので、空中、地中、海中が動いている。

・東日本大震災以降、地震や火山噴火の件数が大幅に増えている。

・現在の日本は全国的に地震、火山噴火の危険性が極めて高い状態にある。

・全世界を対象とした自然災害危険都市ランキングで、

東京横浜が世界1位、大阪神戸が5位、名古屋が6位になっていて、

世界全体の中でも日本の都市は極めて災害に遭いやすい。

・科学でいつ、どこで地震が起こるかの正確な予知はほぼ不可能。確率が高いか低いかは分かる。

・直近で最も危険性が高いものが「首都直下型地震」といわれる。地震の誤差は数十年レベル。

・唯一、精度が高く予想可能な地震が「南海トラフ巨大地震」。
これだけは2030年~2040年の間に起こる確率が極めて高いという、科学的裏付けがある。

・地震と火山は連動することが多く、日本には多くの火山がある。
いつ、どの火山が噴火しても全く不思議でない状態にすでになっている。

・日本国内に地震、火山災害から逃げれる場所は存在しない。

・「自分は大丈夫」と思っている人が圧倒的に多い。
(今までは無事であっても、これからは何処でも災害の可能性がある)

◆要するに、

今後も異常気象や災害は増えていく可能性が高くて、
減る可能性はほとんどない。

いつ、どこで、どんなことが起こるかは分からないが、
南海トラフ大地震だけはかなり高い確率で予測が可能。

日本に住んでいる限り、何らかの災害に遭うことは覚悟しておくほうがいいです。

 

◆知っておいた方がいい事

・「津波てんでんこ」

津波から助かるため、人のことは構わずに、てんでんばらばらに素早く逃げる。
早く逃げる人々が周囲に目撃されることで、逃げない人々に避難を促す。
という津波避難時の標語です。

要するに、
「津波が来たら我先に逃げろ!」という事です。

キングダムという漫画で、
火兎(かと)というものがあるんですが、それと同じです。

火兎の笛が鳴ったら、脱兎の如く我先にその場から逃げさるものです。

これは他人を救わない(自分が助かる事しか考えない)ので、
薄情と思われるんですが、
老人から子供まで、全員自分のことだけ考えて一目散に逃げる事が、
被災者全員の生存確率が最も高くなるそうです。

普通は老人とか病人の避難を優先させることが多いですが、
これは死者数が多くなる逃げ方のようです。

弱者を助けようと思って、逃げ遅れて、
本来逃げれる人も死んでしまうからでしょう。

とはいっても、その時の状況によるでしょう。
危険を冒しても助けたい人はいるだろうし。

いざというときに迷わず行動できるように、
考えておくことが大事です。

・避難しても意味ないことの方が圧倒的に多い。

どんな災害で避難しても、
「避難する必要なかったじゃん」となることの方が圧倒的に多いです。

しかし、命を守ることが何よりも優先です。

 

◆「コレはやるべき!」

・防災グッズの用意

https://www.nhk.or.jp/sonae/goods/index.html

こういうサイトを参考にして、
防災グッズをそろえておきましょう。

かなりの量になるので、場所も取るしお金もかかりますが、
アウトドアやレジャーに使えるものが多いので、
用意しておくほうがいいと思います。

・自分の住んでる地域のハザードマップを確認しておく。

https://disaportal.gsi.go.jp/

ここから各地域のハザードマップが見れます。
災害ごとの危険度が分かります。

危険度を知っておくだけでも、対策を考えるようになるので意味があります。

・災害が起こったときにどうするのかを家族で話し合っておく。

連絡手段、防災グッズの保管場所、避難場所の確認など、
事前に共有しておくと、いざというときに困りません。

 

◆一応考えてみるといい事。

・海外移住

地震、火山の被害からは海外移住するしか逃れる方法はありません。
しかし、海外移住は仕事の問題、言語の問題、文化の違いなどハードルが高すぎて、
防災目的だけで移住というのは難しいでしょう。

海外移住しても地球温暖化(が原因で起こる異常気象や災害)から逃げるのは、難しいです。

・引っ越し

地盤がしっかりしていて、標高の高い地域は比較的安全度が高いです。
しかし、そういう地域で便利なところは大抵土地値が高いです。
家を買うような場合はよく検討するべきです。

◆まとめ

災害について、調べれば調べるほど、
絶望的な情報ばかりが出てくるなぁ、というのが率直な感想です。

経済とか少子高齢化もやばいけど、災害もやばい(笑)。

災害に遭わないようにする、というのはほぼ運ですが、
被害を軽くすることは誰でもできます。

被害を軽くするためには、まず「知る事」

よそで災害があった時、自分の所ならどうするかと対処法を考えておく。

何も起こっていないときに準備しておくことです。

何も起こらないことが一番ですが、
いつ起こっても対応できるようにしておくと、
未然に防げると感じました。

 

参考にして戴ければ幸いです。