50、脳の若い人は料理上手

料理の時間は脳のトレーニングタイムです。
毎日、脳をフルに使って楽しみながら料理をしましょう。

嗜好、決断、柔軟な発想・・・
料理は脳をフル回転させるトレーニング
日常当たり前のように行う料理ですが、実は脳を活性化し、鍛える作業もあるのをご存じですか?

献立を考え材料を集めて料理する。

一見単純そうに見えるかもしれませんが、実に頭を使います。
料理には、思考力や決断力、柔軟な発想が必要なのです。

認知症になった人は献立を考えるのが、イヤになり毎日同じ料理を作るようになると言います。
味付けも適当になり、どんどん美味しくなくなっていくのだそうです。
つまり、料理を工夫して作れている間は脳が若々しいままと言うことです。

脳を活性化する為のより効果的な料理方法三つ

料理するとき、より効果的に脳を活性化させるためのポイントを三つご紹介したいと思います。

一つ目は、はじめて作る難しい料理に挑戦すること。

料理の工程をイメージしながら作ることで、脳をまんべんなく鍛えることができます。

二つ目は残り物で別の料理を作ってみること。

昨晩のカレーをグラタンにしてみよう、カレーうどんにしてみよう、などと残り物を別の料理に変身させるには脳を
いろいろと回転させなければなりません。
ひらめきは、脳の栄養分になります。

三つ目は、美しい盛り付けに気を配ってみること。

食器を変えてみたり、料理の色合いをよくしたり、テーブルコーディネートを考えることは想像力が必要なことです。
脳に取って非常にいいトレーニングになります。