不調と付き合うヒント
39、胃もたれしやすい人は身体の右側を下にして寝る
不な胃もたれは、寝方に気を付けることで改善し、胃を助けてあげることができます。
胃もたれは右向き寝る
年齢を重ねるごとに、胃に悩みを抱える人も多くなります。
特に胃もたれは日常生活の中で不快な症状ですよね。しかし、この不快感は胃の構造に合った姿勢を取ることで改善できるのです。
胃で消化されたものを送り出す時に一番ベストな姿勢は、体の右側を下にして横向きに寝ることです。右側を下にして、5分以上横なり、胃もたれを改善しましょう。
日本人に多い「爆状胃」
日本人には、体質的に胃での消化に時間のかかってしまう人が、10人中2~3人はいると言われています。この体質は、「爆状胃」と言われています。
食べた物が胃の上部に滞って、胃の下部で分泌される胃酸がうまく利用されず、その結果胃酸が過剰に分泌されて胃炎を起こしやすい体質です。
この体質の人は1回の食事の消化に8時間近くかかることもあります。
健康診断などでこの体質であることを指摘されたり、症状が当てはまったりする人は、食後の姿勢を工夫して胃の消化をサポートしましょう。
まず、食後は体の左側を下にして横向きに寝ます。
次にうつ伏せなり、最後に右側を下にして横になるように。そうすることで胃の消化と消化物の移動を助けることができます。
40、冷え性の解消にはかかとを上げ下げ
女性は冷え性で悩んでいる人が多いです。
特に寒い季節なると症状が悪化するため、寝付きが悪なったりなど、色々やっかいな症状がでますよね。
そもそもなぜ男性より女性に多いのでしょうか?
これにはいくつかの原因が考えられますが、
一番は脂肪が冷えやすいという性質が考えられます。
筋肉に比べて、脂肪は熱を通しにくいのです。
そのため、男性に比べると筋肉よりも脂肪の方が多い女性は冷えやすくなってしまうのです。
また、女性のファッションも関係しています。
薄着やボディを締め付けるデザインのファッションアイテムは、血流を悪くするため、体を冷やすことに繋がります。
かかとの上げ下げ運動でポカポカに!
冷え性改善のために効果的なかかとの上げ下げエクササイズをご紹介します。
やり方は簡単です!
かかとを上げて、つま先立ちでそのまま5秒間キープするだけです。その後はゆっくりかかとをおろします。
数回繰り返すようにしましょう。
このエクササイズを行うと、体の中でもっとも冷えやすい足先への血液の循環が良くなります。
全身の血液のポンプ機能を担っているふくらはぎも刺激できるので、全身の血流が良くなり、冷えを改善し、ポカポカしてくるのを感じるはずです。
毎日気付いた時に行ってみてください。
これを続けて行けば、寒い季節でも辛い思いをしなくても済みます。