日常生活で気を付けたいヒント(3)



 アンチエイジングに興味のある方 シワが気になる方

日常生活で気を付けたいヒント(3)

(33)長生きできる入浴法

日本人は非常にお風呂の好きな民族と言われています。
そこで、健康の為に、お風呂に入る時の注意点をご紹介します。

まず、42度位の熱い湯入るのは禁物です。 日本で毎年3000人以上の人が、入浴中に亡くなっているのです。熱い湯に入ると、血圧が上昇して、血管に大きな負担がかかってしまうのです。

さらに高いお湯温度では血栓を溶かす繊維素溶解が働きにくくなり、血管が詰まりやすくなるので、脳梗塞や心筋梗塞を起こす危険性が高まります。

温浴効果やリラックス効果を高めるために、入浴剤などを入れたぬるめのお湯に入り、ゆっくり体を温めるようにしましょう。

体をゴシゴシ洗うのはNG。
皮膚表面の大事な層が剥がれてしまうので、乾燥肌になったり、過敏になり痒くなったりしてしまいますので、湯舟に浸かっているだけでほとんどの汚れは落ちているのです。

(34)身体の洗い方で新陳代謝を高める

 

入浴によって体を温めると代謝がアップしますが、洗い方にも気を付けると効果が倍増します。 新陳代謝を高めることは、全身に新鮮な血液を巡らせて、栄養をしっかりと行き渡らせることに繋がります。

体の免疫力や抵抗力を高めてくれるので、とっても重要なことです。ですが、特に寒い冬は体を動かす機会も減ってしまいがちで、代謝も低下しやすくなっています。

まずは、半身浴をして代謝を高めていきます。
半身浴とは、湯舟にみぞおちが浸かる程度まで37~39度のお湯を張り、20~30分間ゆっくりと浸かる入浴法です。 体に負担もなく、芯から温まるので、冷えなどで悩んでいる人や、ダイエット中の人にもおすすめです。
半身浴でしっかり温まったら、いよいよ体を洗っていきましょう。

リンパの流れに沿って足元からやさしく洗っていきましょう。
手又は、柔らかいタオルなどを使うのが肌にやさしいので、おススメです。
次にふくらはぎ、太ももを下から上へ、さらに、背中、腕、胸と言う流れで、こすり洗いをしていきましょう。

お腹は時計回りで円を描くようにやさしく洗いましょう。
そして、脇腹、鎖骨まわり、首の順番で洗えば全身完了です。

これはリンパの流れに沿った洗い方なので、老廃物がすっきり押し流され、むくみも取れて体が軽くなりますので、 お試しください。

 

(35)身体に負担のかからない枕選び

 

健康のために重要な睡眠のためには、枕にもこだわりたいものです。

まずは、バスタオルを八つ折りにして、寝てみます。
真っ直ぐに寝れて背骨も伸びて気持ちいいですね!

どうしても横向きに寝たい方は

低反発の枕や、中窪みの枕、竹炭の入った枕など、色々ありますので、一番心地良い枕を探してみましょう。 素材もふわふわした素材が好きなら「わた」や「フェザー」硬めなら「そば殻」など。

合わない枕は頭痛や肩こり原因となりますので、好みの物を見つけて快適な睡眠を手に入れましょう。

 

(36)長生きできる睡眠時間は?

 

たくさん寝れば寝るほど体に良いと思っていませんか?長生きの為に丁度良い睡眠時間があるのです。

 

睡眠時間は長すぎても、短かすぎても良くないです。

愛知医科大で睡眠時間と死亡率の追跡調査で 睡眠時間7時間の人の死亡リスクがもっとも低いことがわかりました。

睡眠時間はその時の精神状態や、飲酒していたか、などに影響されますが、
短い睡眠時の場合、男性は死亡リスクには変化がなかったのですが、女性は2倍に増えていました。 又、7時間より長い場合、男女ともに死亡リスクが上がっています。

睡眠中に分泌されるホルモンの中に成長ホルモンがあります。成長期の子供にとってもちろん、中年期を過ぎた大人健康や若さの為にも必要なホルモンです。
成長ホルモンはの再生に非常に効果的な事がアメリカの研究で報告されています。

肌を若々しくキープするには、十分な睡眠が不可なのです。
ツヤやハリのある肌の為にも睡眠を効果的に取ってイキイキとした魅力を手に入れましょう。



 アンチエイジングに興味のある方 シワが気になる方